☆初期症状は外見上の異常のみですが、変形が高度になると痛みや機能障害を呈するようになります。幼少期に認めることがほとんどですが、青年期発症のO脚・X脚も存在します。
●O脚の根本原因は、体の中心「骨盤」にあります。
O脚の方は大概、骨盤が正常な位置からズレ(骨盤が後ろに傾き)、足の裏の後方(かかと側)に体重が多くのった立ち姿勢になっています。踵(かかと)に体重が多くのった立ち姿勢になると、踵でバランスをとり、踵で体を安定させなければなりません。そうなると、「踵(かかと)をピッタリくっつけた立ち姿勢」よりも「踵(かかと)を少し離した立ち姿勢」の方が体は安定するのでだから自然と「踵(かかと)が離れた立ち姿勢」になってしまいO脚になるのです。
●X脚、膝下O脚の原因は→自分で作ってしまっている脚の癖
イスに座る時に足を開いて股を閉じて座る事が、「X脚」を生み出す原因になってしまっているのです。この座り方の悪い所は、「太ももの骨が内側に捻られ過ぎている」という事です。太ももの骨が内側に過剰に捻られた状態になると、膝下も内旋してしまう為膝下O脚にもなります。