●ひとくちに頭痛といっても、いくつかの種類があることをご存じですか?
頭痛は、痛みの起こり方によって、大きく「日常的に起こる頭痛」、「慢性頭痛」、「脳の病気に伴う頭痛(危険な頭痛)」に大別できます。当院における頭痛治療とは、慢性頭痛(緊張型頭痛・片頭痛・群発性頭痛)が適応になります。
<分類・原因・特徴>
1.緊張型頭痛
頭痛の80パーセントが緊張型頭痛と言われ、頭痛の中で一番多いです。 姿勢の悪さ、ストレス、長時間の同じ姿勢、事務やパソコンによる目の酷使などが原因で、首の骨の歪みや筋肉の緊張、四十肩・五十肩、猫背などで筋肉の緊張が起こり、頭部、顔面に行く神経が圧迫され痛みが出ます。 「後頭部を中心に頭全体が締め付けられるような重苦しい痛み」が特徴です。
2.片頭痛
頭 痛の25%は片頭痛と言われています。 脳血管の拡張によって周囲の組織を圧迫し痛みが起こります。拡張する前にストレスや緊張で一旦血管が収縮し、その反動で拡張が起きます。
(症状の特徴 )→ 血管性の頭痛なので、ズキンズキンと心臓の拍動に合わせて脈打つように痛みます。前兆として、目がチカチカする「閃輝暗点」という現象が片頭痛前の血管収縮 のとき起こる事が有ります。
3.群発性頭痛
数は少ないですが片頭痛と同じく血管拡張が原因で起こるとされています。
<当院での頭痛治療>
●頭痛の症状がどの分類かを問診する為に頭痛専門の問診票をご用意させて頂いています。 問診の結果、頭痛分類が二次性頭痛や有痛性脳神経ニューロパチー及び顔面痛の場合、すぐに医療機関へ誘導する事を最優先として慢性頭痛においては、対応させて頂きます。
2.片頭痛と3.群発性頭痛については、強い症状の時は対症療法にて対応して、症状がない時もしくは軽い時に、積極的治療をする事が安定期の長期化する事となり、結果的に頭痛発作が減少して行きます。
しかし、1.緊張型頭痛の場合は、症状が強くても弱くても原因が筋肉の緊張が強く、骨格のゆがみにより負担が増加して神経が圧迫され、頭痛がある為初回から積極的治療が必要な状態です。
よって、当院では個別にあった患者様自身が無理なく通える通院頻度によって、電気・はり・きゅう・超音波・ソフトレーザー・整体・カイロプラクティックなどの施術内容から患者様から同意を得て実施して行きます。